2014年7月10日星期四

使い切れない大量はがき購入も

兵庫県の政務活動費で不自然支出が問題になっている野々村竜太郎県議(47)=西宮市選出=が2011年度最終日の深夜、大阪市内で往復はがき370枚を 買っていたことが、収支報告書の記載で分かった。購入したはがきは年度内に使い切ることが原則だが、同日中に使い切ることは事実上、不可能で、返還もされ ていない。残った政活費の「駆け込み使用」の可能性もあり、不自然支出がまた浮上した。
11年度収支報告書によると、年度末にあたる12年3月31日午後9時16分、JR大阪駅前の家電量販店でプリンターなど計18万9047円分を購入(配送料1207円含む)。事務費に計上された。

 更に同日午後10時28分には、近くの郵便局で往復はがき370枚と切手10枚(計3万8200円分)を購入。目的は「県政報告・アンケート」で、同様に事務費に計上。これで、政活費全額を使い切ったことになっている。

 県の条例では、年度内に使用し切れなかった政活費は返還するよう規定。県議会事務局も「はがきや切手などの購入品は年度内に使うのが原則」としているが、野々村県議は返還していない。

 福岡市では、大量の切手を年度内に使わなかった市議が09年、市長から返還命令を受けた。この市議は命令取り消しを求めて提訴したが、福岡地裁は10 年、返還義務を認定する判決を出した。京都市では09年、切手を年度をまたいで使用したことが発覚した市議が代金を返還している。
タオバオ

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